神戸市北区若葉台にある動物病院です。神戸電鉄「北鈴蘭台駅」徒歩1分

<診察時間> 9:00~12:00/16:00~19:30 ※土曜13~16時(日祝休診) ※診察は予約優先制になります。

2022.08.10/BLOG

あっつ〜い夏☀️

こんにちは☀️

 

最近は短時間の豪雨、雷雨で大変ですね⚡️

洗濯物が雨にやられた日もありました😩

 

蒸し暑かったり、カラッと暑かったり、、、

 

この夏の時期、私たちもペットさんも気をつけたいのは『熱中症』です。

今回のブログでは熱中症についてお話ししようと思います。

 

<熱中症の症状>

初期症状としては、パンティング(ハアハアと激しい呼吸)、よだれ、粘膜の充血や頻脈などが見られます。
可能であれば体温を測定し、40℃を超える場合には熱中症が疑われます。


重篤化すると虚脱(ぐったりとしている)、嘔吐下痢、ふるえ、意識消失、けいれん発作などを起こす場合もあります。

 

<熱中症の予防と対策>

【屋外】
地面から近いところを歩く犬は気温以上に高温の環境下にいます。

朝夕涼しく感じても、アスファルトは想像以上に熱いかもしれないので注意してください。

暑い時期に外出しなければならない場合は、こまめな給水を心がけましょう。

また体表に水道水をかけ流したり水で濡らしたタオルなどを掛けてあげて、うちわなどで風を送り熱を逃がすのもお勧めです。


【室内】
室内では風通しを良くすること。ペットさんが自由に居場所を選択できるようにしておくことが重要です。

推奨されている室温は26度ですが湿度にも左右されるので、人が快適な気温にする意識を持つといいと思います。

<応急処置>

全身に常温の水道水をかけて冷却したり

水道水で濡らしたタオルなどで包み涼しい場所で風を送りましょう。

(※冷水や氷で急激に冷やすと血管が収縮してしまい、温度の高い血液が各臓器に循環します。そうなると熱が発散しにくくなり、深部体温が下がらずに高体温による各臓器への障害が促進されて逆効果となるため、注意が必要です。)

そして直ちに動物病院を受診ください。

 

特に犬も猫も短頭種は熱中症のリスクが高く、それ以外でも肥満犬は特に注意が必要です。

その他、呼吸状態の悪化を招きやすく、かつ脱水状態を引き起こすような病気を患っている場合、

認知症などで飲水がうまくできない、吠え続けるなどの症状があると体温の上昇、脱水を引き起こし、熱中症のリスクがあります。

 

 

少しでも参考になれば幸いです(*^^*)

 

皆様が元気にペットさんと過ごせることを願っております✨

 

尚、明日より4日間お盆休暇をいただきます。

次の通常診療は15日(月)〜になります。